当院の専門性について
当院の専門性について脳神経内科医
脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経の疾患を総合的に診る“かかりつけ”の窓口です。
認知症、パーキンソン病、てんかん、脳梗塞後遺症、その他神経難病について丁寧に診察します。
当院の脳神経内科医師
| 小巻 奨吾 | 東京大学医学部附属病院脳神経内科専門医 内科専門医 |
| 津田 篤志 | 東京大学医学部附属病院脳神経内科 |
| 太田 祐輔 | 東京大学医学部附属病院脳神経内科 |
| 青山 姫奈 | 東京大学医学部附属病院脳神経内科 |
消化器科医
消化器科は、食道・胃腸・肝胆膵を横断的に診る“かかりつけ”の窓口です。
逆流性食道炎、胃潰瘍、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎・クローン病、脂肪肝や肝炎、胆石などについて丁寧に診察します。
当院の消化器科医師
| 下山 省二 | 文京根津クリニックあだち 名誉院長 日本消化器病学会専門医 |
| 花田 優理子 | 日本医科大学付属病院消化器内科 日本消化器病学会専門医 |
その他、呼吸器専門医、老年病専門医、内科専門医も複数在籍しており、生活支援や他科連携も含め最適な治療へ導きます。
認知症への取り組み
当院は、認知症の早期発見・早期介入から治療・リハビリ・ご自宅生活の支援を総合的に行っています。東京大学医学部附属病院脳神経内科の専門医を中心に、総合診療医、看護師、地域のリハビリ職・管理栄養士・薬剤師・訪問看護・介護の各職種が連携し、患者さんとご家族の「その人らしさ」を守るための多角的な支援を行います。
方針:「病気」と「生活」を同時に診る
認知症は記憶障害だけでなく、注意力や遂行機能の低下、失見当識、感情や行動の変化(BPSD)など多面的な変化を伴います。当院は医学的評価(疾患の簡易診断・治療)と生活面の評価(栄養・活動・住環境・感覚器の状態など)を同時に行い、ご自宅で安全に過ごせる計画を組み立てます。急な混乱やせん妄、転倒、夜間の徘徊など、ご自宅で起こりがちな問題にも迅速に対応します。
早期発見の体制
• 専門的問診とスクリーニング:MMSE、MoCA 等の認知症機能検査に加え、日常生活の変化を家族から丁寧に聴取し、運転・服薬・金銭管理など実生活のリスクを見落とさないようにします。
• 原因精査の連携:必要に応じて採血や連携医療機関での画像検査(CT/MRI)を行い、甲状腺機能やビタミン欠乏など可逆的要因の除外を行います。大学病院や連携医療機関での精密検査が必要な場合は速やかに手配します。
• ご自宅での評価:訪問診療ならではの強みとして、住環境・冷蔵庫の中身・内服の実態・生活動線を直接確認します。「診察室では見えない生活の様子」を拾い上げます。
早期介入と治療
• 薬物療法:アルツハイマー型・レビー小体型・血管性など病型を踏まえ、適切な薬物(コリンエステラーゼ阻害薬、NMDA受容体拮抗薬など)を検討します。重複処方や抗コリン作用薬を見直し、認知機能の悪化要因を減らします。
• せん妄・周辺症状(BPSD)への対応:発熱・脱水・便秘・感染・睡眠障害・薬剤など誘因を系統的に評価し、非薬物療法を優先します。どうしても必要なときのみ最小限の薬剤を用い、安全性を重視します。
• 合併症の管理:脳卒中後遺症、パーキンソン症状、てんかん、心不全・腎機能なども総合的にフォローします。
リハビリ・栄養・感覚器のケア
• リハビリテーション:必要に応じて理学療法士・作業療法士・言語療法士を導入し、歩行や嚥下、手順記憶、家事動作の維持を目指します。「できること」を毎日の生活に組み込む計画を作成します。
• 栄養管理:低栄養やフレイルは認知機能低下を加速させます。たんぱく質摂取、間食、補助食品の使い方を生活の実態に合わせて提案いたします。脱水・便秘の予防も徹底します。
• 目・耳・鼻の評価:視力・聴力低下、鼻閉や嗅覚低下はコミュニケーションと安全性に直結します。補聴器・眼鏡・照明・コントラストの調整などの提案を行います。
在宅生活を支える環境調整
• 服薬支援:薬局と連携し、一包化、ピルケース、タイマーを導入したり、家族・訪看とのダブルチェック体制を構築するなどの工夫を行います。
• 日中活動と睡眠:散歩・体操・役割づくりで昼間の活動量を上げ、夜間の不眠や徘徊を軽減することを目指します。
家族支援と意思決定
認知症医療は家族支援が治療の一部です。介護負担の見える化、レスパイト、サービス調整(ケアマネ・訪問看護・デイ等)の支援も行います。将来の医療・介護の希望を早い段階から話し合う意思決定支援(ACP)を重視し、患者さんの価値観に沿った選択を支えます。
連携とフォローアップ
• 大学病院との連携:東京大学医学部附属病院脳神経内科の専門医が複数名在籍し、難治例や若年性、合併症の多いケースでも安心のバックアップ体制を整えています。
• 地域包括ケア:病院かかりつけ医・訪看・リハ・薬局・介護事業者と定期的に情報共有。状態変化や急性増悪時には迅速に往診・連絡調整を行います。
• 継続評価:認知機能・ADL・BPSD・栄養・転倒歴を定点観測し、計画を適宜アップデートします。
文京根津クリニック
住所:〒110-0008 東京都台東区池之端2-7-17 井門池之端ビル10階
電話番号:03-3821-2102
メールアドレス:
info@kyoseikai-md.com
文京根津クリニックあだち
住所:〒123-0872 東京都足立区江北4丁目6-16 2階
電話番号:03-5809-0700
メールアドレス:
adachi@kyoseikai-md.com









